熱中症を防ごう!正しい水分の摂り方

いまさらですが、今年の夏は異常です。

「命にかかわる暑さ」などと表現されるほど危険な日射しはまさに殺人光線。
「なるべく戸外に出ない」のが一番ですが生活をしていくうえでそれはほとんど不可能に近いですよね。
そこで私たちを襲うさらなる恐怖が「熱中症」です。

熱中症とは

暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。   出典:Wikipediaより

つまり、高温多湿な環境下に長い間居ることによって体内の水分のバランスが崩れ、頭痛、めまい、吐き気、けいれんなどの症状がおき、ひどい時には死に至ったり後遺症が残ったりする恐ろしい症状です。

まずは気温を下げる

上記の暑熱環境下とは必ずしも戸外には限りません。戸内、つまり家の中に居ても同様の危険が伴います。
最近はむしろ室内での熱中症の割合が増加傾向にあるようです。

まずは遮光カーテンなどで窓からの日差しをきっちり遮りましょう。
そして、エアコンや扇風機をつけるなどして室内の温度を下げることに努めましょう。

水分を正しく摂ろう・・こわい水中毒

高温多湿の屋内外で30分を超える長時間の労働やスポーツなどにより汗を大量にかくと、体内の水分とともに塩分やミネラルも奪われてしまいます。そこに水分補給だけを行うと、血液中の塩分・ミネラル濃度(体内における塩分やミネラルの割合)が低くなり、様々な熱中症の症状が出現します。  出典:熱中症ゼロへ

つい先日のことですが、知人が海釣りに行きました。
炎天下の中での長時間を想定し、大量のペットボトルの飲料水、麦茶を用意しておりました。
じりじりと焼けるような日差しと海の照り返しに、熱中症になってはいけないとひっきりなしに水を飲んでいたそうです。
ところが急に立ちくらみがして頭ががんがんと痛み、たまらずその場に倒れこんでしまったのです。
結局急遽釣りを中止し友人の助けを借りて帰宅するはめに・・・。

「あれだけ水分を摂ったのにまだ足らなかったみたいです」と言ってましたが、そうではなくて水ばかりを摂取していたのが原因なんですね。
これは「水中毒」という中毒症状に起因します。
水分を多量に摂取することで血液中のナトリウム(塩分)濃度が低下し、めまいや吐き気、頭痛、意識障害を起こし最悪死に至る場合もある水中毒・・。怖いですね。
とくにこの時期の「水分補給」とは、水やお茶だけではなく、塩分を含んだスポーツドリンクや経口補水液も併せて摂取することをおすすめします。

塩分の摂り過ぎにも要注意!

熱中症予防のために、水分、塩分をバランスよく摂らなくてはいけないことはわかりました。
テレビのニュースでも連日「こまめに水分、塩分の補給を!」と呼びかけています。
しかし、エアコンの効いた室内でほとんど汗をかかない作業をしている場合はどうでしょう。
体内から出ている汗の成分は99%が水分で、塩分は全くといっていいほど排出されていません。
そんな時に、激しい運動や労働をしている人と同じような感覚で経口補水液を多量に飲んでしまったら、今度は逆に塩分過剰摂取で、高血圧、心臓病のリスクをかかえることになってしまいます。

どうか、状況に応じて、適正な水分摂取を心がけ、この夏を乗り切っていきましょう。

 

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